遅延から分かること

電車の乗り心地

 電車の乗り心地は、何を調べれば良いのでしょうか。
振動を比較してみれば、振動が少ない程乗り心地が良いと思います。

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振動は、色々な原因が考えられます。電車本体、車輪、レール、座席、等々です。異常がなければ振動は小さくなります

電車の場合、振動の有無で乗り心地が比較できると思います。



ICTインフラにおける乗り心地は?

 ICTインフラで言えば、アプリケーションを利用したレスポンスが電車で言う乗り心地に相当します。

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 遅延の原因は様々なことが考えられますが、遅延をシビアに見ることにより、環境の微妙な変化に気付くことができます。
 
〇リソースの不足
〇冗長度構成機器の中の1つが悪い場合
(レスポンスを見ると同時に、常時の試験が有効です)
〇トラヒックの集中
 同時刻にウィルスチェックが動作する等。



遅延から分かること

遅延_1

図をクリックすると拡大します。

遅延は、様々な要因があります。

<NW関連>
① NWの帯域不足(拠点⇔センタ) ping試験
② NWの帯域不足(GW、インターネット接続時) ping試験
③ ルーティングの不具合 ping試験
④ NW機器、MC(メディアコンバータ)、ケーブルの不具合 ping試験
⑤ 冗長度機器の1つが不具合 ping

<サーバ等関連>
⑥ FWのパワー不足(インターネット接続時) Wget試験 (ping、ポート試験は、IPリーチブルでないためNG)
⑦ CPUパワー、メモリ不足、サーバのパーフォーマンスに関する ポート試験、Wget試験
⑧ ロードバランサの不具合 ping試験、ポート試験、Wget試験
⑨ アプリの設定:同時接続数のミス(接続数が少なすぎる。WWWの同時接続数等) Wget試験
⑩ 冗長度機器の1つが不具合 ping試験、ポート試験、Wget試験
上記を把握するためには、End to End の
死活監視(ping) に加え、サーバへのポート監視、URL監視が有効です。

上記の ①~⑩ を発見するためのルートを矢印で示します。
センタに置いた機器からの試験
: 緑、うす青、紺の ①、②、③、④、⑤、⑥、⑦、⑧、⑨、⑩

全拠点には置けないが、拠点に置いた機器からの試験
: 赤の線 ②、③、④、⑤、⑥、⑦、⑧、⑨、⑩

 センタに置いた機器から、各拠点のルータ、また、センタにあるサーバ、インターネット上のサーバ*(クラウドを含む)への試験を実施します。
 更に、拠点に置いた機器による、センターのサーバ、インターネット上のサーバの試験も有効です。

注) Wgetを使えば、インターネット上へのサーバの試験も可能(ただし、サーバがWWWサーバのみ)です。

 弊社では、「単に閾値を超えた時に対応を行う」のではなく、閾値を毎月変更することにより(厳しくor緩やかに)、お客さまの使い勝手(レスポンス)を把握します。

アプリケーションレイヤからの試験を参照下さい。

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